開催趣旨
東京大学理学系研究科量子ソフトウェア寄付講座では、量子コンピュータと、情報圧縮に役立つテンソルネットワークや情報抽出を行うサンプリング手法などの組み合わせによる新しい量子機械学習手法や量子アプリケーションの開発、大規模シミュレーションによる量子コンピュータの背後に潜む物理の理解、最先端知見の獲得を通じ、社会実装における課題の解決、および、量子ネイティブな専門人材育成を目的とした活動を行っています。
東京大学理学系研究科量子ソフトウェア寄付講座では、量子コンピュータと、情報圧縮に役立つテンソルネットワークや情報抽出を行うサンプリング手法などの組み合わせによる新しい量子機械学習手法や量子アプリケーションの開発、大規模シミュレーションによる量子コンピュータの背後に潜む物理の理解、最先端知見の獲得を通じ、社会実装における課題の解決、および、量子ネイティブな専門人材育成を目的とした活動を行っています。
今回のワークショップでは、「半導体量子コンピュータ」「量子センサー」「量子暗号」「量子シミュレーション」「量子アルゴリズム」などの最新動向を取り上げ、量子技術の最前線を多角的に俯瞰します。また、ワークショップ実施後には本寄付講座の協賛・協力企業および学生・若手研究者による量子コンピュータにおける取り組みを紹介するポスターセッションが開催されます。意見交換会も併せて開催されますので、奮ってご参加ください。
開催概要
- 日時: 2025年6月30日(月) 13:00-18:30(開場 12:45)
- ワークショップに引き続き現地でポスターセッション・意見交換会を行います
- 場所: ハイブリッド開催
- 東京大学本郷キャンパス理学部4号館2F 1220講義室
- オンライン (Zoom)
- 定員: 現地 100名、オンライン 200名
- 現地参加、オンライン参加、どちらの場合も事前の参加申し込みが必要です
- 参加費用:
- ワークショップ・意見交換会とも無料
- 参加申し込み締切: 2025年6月24日(火) 12:00
ワークショップの詳細および参加申し込みについては以下のページをご参照ください
https://qsw.phys.s.u-tokyo.ac.jp/workshop202506
プログラム
- 13:00-13:05 はじめに
- 13:05-13:45 松下雄一郎 (東京大学/株式会社Quemix)
「FTQCアルゴリズム研究開発とその応用:量子化学計算・CAE計算」 - 13:45-14:25 湊 雄一郎 (blueqat株式会社)
「スケーラブルな半導体量子コンピュータを支えるソフトウェア技術」 - 14:25-15:05 友野孝夫 (慶應義塾大学理工学研究科および政策メディア研究科/慶應義塾大学サステナブル量子AIセンター)
「量子通信・量子暗号の現在および今後」
ー 休憩 ー
- 15:25-16:05 荒井慧悟 (東京科学大学工学院)
「ダイヤモンド量子センシングの基礎から社会実装の可能性まで」 - 16:05-16:45 川口英明 (東京大学大学院医学系研究科附属未病AI医療研究センター)
松崎雄一郎 (中央大学 理工学部)
「量子センシングと量子機械学習」 - 16:45-16:50 おわりに
ー 休憩 ー - 17:00-18:30 ポスターセッション・意見交換会 (現地)
主催
東京大学大学院理学系研究科「量子ソフトウェア」寄付講座
協賛
COI-NEXT「量子ソフトウェアとHPC・シミュレーション技術の共創によるサスティナブルAI研究拠点」(予定)
協力
東京大学大学院理学系研究科 知の物理学研究センター